昔の上海を再現〜上海影視楽園〜
     日本貿易振興会上海センター 鹿児島経済交流部 李維佳


 急速に発展する上海、でも、ふと昔の上海が懐かしく思われます。思い出の残る当時の風景をもう一度見てみたい。そんなとき、上海影視楽園はきっとあなたの記憶を呼び起こしてくれるかもしれません。
 「上海影視楽園」―上海影視(集団)公司(Shanghai Film Studio)が15億人民元を投資して建てた映画村―は市内から一時間弱の、松江区車ドゥン(つちへんに敦)鎮にあります。敷地面積は1,200ムー(1ムーは約670u)、1998年10月に第一期工事が竣工し、1999年11月より一般公開されています。巨大な映画撮影所などの施設が整備されており、映画、ドラマなどのロケ地としてよく使われています。
 1930年代の南京路は「冒険家の楽園」と言われた旧上海の風景を再現しています。「大上海舞庁」という大きな文字の看板が目を引きます。このような娯楽の場所は旧上海の縮図と言えるでしょう。


 トロリーバスの路面の両側には、20世紀初期に開業した「王星記扇荘」、「泰康食品店」、「先施(Sincere)公司」、「沈大成点心店」、「三陽南貨店」、「新新百貨」などの有名なお店が整然と並んでいます。ビルの間にある南京路を走る路面電車に乗って、ゆっくりと一周すれば、石庫門、蘇州河の上にかかる浙江路鉄橋、欧米風の建築物、天主教会など、旧上海の有名な建築物が目に入ります。馬車や黄包車(人力車)を見て、思わずチャイナ・ドレスの姿が頭に浮かんでくるかもしれません。
 また、運がよければ、映画やドラマのロケ風景、映画関係のポスター展示会も見られます。


◎「上海影視楽園」への交通手段はいくつかありますが、以下の路線が便利でしょう。

1上海旅遊集散中心(八万人体育場)
 上海影視楽園行きの専用バスを利用できます。

 月〜金   8:50  八万人体育場発車 → 影視楽園
       13:30 影視楽園発車 → 八万人体育場
 土、日   8:50  八万人体育場発車 → 影視楽園
       10:00 八万人体育場発車 → 影視楽園
       13:30 影視楽園発車 → 八万人体育場
       15:00 影視楽園発車 → 八万人体育場

2.人民広場
 朱鎮行き、楓行きまたは金山行きの長距離バスを利用し、車ドゥン(つちへんに敦)鎮駅で降ります。
  
3.自家用車・タクシーの場合
   内環線高架道路―滬閔路経由―シン(くさかんむりに辛)松高速道路(新橋出口)―車ドゥン(つちへんに敦)鎮
   住所:上海市松江区車?鎮北松公路4915号
   電話番号:6428-0554 5762-1627 5760-0537
   入園料:50人民元(服装・道具展示館、蝋人形展示館、路面電車など既存施設の見学は無料、演劇用服装の試着、人力車試乗などは有料)