トップページ > 会員企業 > その他 > ㈲ディエスネット

㈲ディエスネット

会員者情報

企業名 (有)ディエスネット
所在地 鹿児島市鴨池新町14-3
電話 099-258-7310
名前 代表取締役 清川 秀一 氏

インタビュー(貿易ニュース鹿児島2004,11月号掲載)

代表取締役 清川 秀一 氏

有限会社ディエスネットは現社長の清川秀一氏が昭和62年に設立した。業務内容は、OA機器・事務機器、オフィス家具や消耗品等の販売、会議録・報告書作成やテープ起し等のデータ処理、システム開発、ホームページの作成、印刷、内装など多岐に渡る。

 清川社長は、独立する前に鹿児島リコー株式会社にOA機器のセールスエンジニアとして13年間勤務した。当時は、ワープロが普及し始めた時期で、その受注を巡って各社が熾烈な競争を展開したが、清川氏は県庁からの受注に成功し、大量の商品を納品することができたという。もともと会社経営を目指していた清川氏は、同社を退社して親戚が経営する会社で経営の勉強をした後、昭和62年に有限会社アシストビジネスセンターを設立、平成9年に社名を現在の有限会社ディエスネットに変更した。ディエスネットの由来であるが、オフィス業務のデジタル化・ネットワーク化が今後一層進むことが予想されることから、Digital System Networkの頭文字をとって名付けたものである。平成13年に本社を鹿児島市城山町から鴨池新町に移転した。

 OA機器・事務機器、オフィス消耗品等の販売からスタートしたが、顧客のニーズに応えて次々と業務範囲が拡大してきた。データ処理業務を始めたのは、膨大な量の会議録の作成を合理化できないかと考えていた顧客からテープ起こしを依頼されたのがきっかけである。テープを聞きながら同音異義語や時制などを瞬時に判断し、素早くキーボードを打たなければならないテープ起こしは、かなり高度な技術を要する作業であるが、口コミで評判が広がり依頼が増えてきたため、専門の職員を雇用して対応することになった。テープ起こし原稿を作成するうちに様々な報告書の作成も依頼されるようになり、印刷業務にも本格的に取り組むことになった。当初は、製本した印刷物を納品していたが、記録メディアの急速な発達に伴い、現在では、大量のCDのみで納品することも多いという。

 内装業については、OA機器・事務機器等を納品するうちにオフィスの壁の汚れが気になり、内装まで併せてアドバイスするようになったのがきっかけである。現在では過去に培ったネットワークを活用しながら、専門家と組んで一般家庭の内装も手掛けており、照明、カーテン、ブラインド、壁紙等のコーディネート業務を行うようになった。
また、事務用品は供給元として幅広い商品を扱っているJOINTEXのカタログの商品を

メインに扱っているが、パソコンが普及してから鉛筆や消しゴム、ファイルなどの注文が減り、代わってオフィスで必要な全般の商品を扱うようになっている。

 デジタル化・ネットワーク化の急速な進展によりオフィスを取り巻く環境は大きく変化している。これまでの文具店ではOAやソフトなどについて十分な対応ができない場合が多いが、ディエスネットは、文具は勿論、OA、LAN、ホームページの作成、印刷、内装など、およそオフィスに関することは全て引き受けることができる。顧客の立場に立って、事務の効率化のためのワンストップサービスを提供する「オフィスのなんでも屋」を目指しており、これが同社の強みであり、売りでもある。実際、同社の本業が何か分からなくなってくるほど、様々な業務を行っているが、その全てが顧客の要望を受けて自然発生的に拡大してきた結果である。

 清川社長は、子供の頃はおもちゃ屋になりたかったという。今にして思えばパソコンは大人のおもちゃと言え、パソコンを扱う会社を立ち上げて思いがけず夢がかなった形であるが、今後は、世界に目を向けていかなければ立ち後れるという危機感を持っている。知人が中国の企業と組んでソフト開発を行っているが、中国という国には非常に可能性を感じる。今後、業務の一層の多様化を図っていかなくてはならないと考え、言葉の壁は大きいが、いい商品との出会いがあれば積極的に海外とも関わっていきたいと思っている。

 清川社長は、独立した後に鹿児島青年会議所の会員となり、同会議所が中心となって毎年開催している「ウォーターフロントフェスティバル」に実行委員として長年関わってきた。上町生まれの清川社長は、物心つく頃から海に親しんで育ってきたため、海に対する思い入れが人一倍強い。1級船舶免許を取得したほど海が好きで,実は鹿児島リコーに勤める前は大阪で働いていたが、錦江湾と桜島が恋しくて鹿児島に帰ってきたという。すばらしい錦江湾にクルージング船を浮かべるのが夢である。昨年9月には、鹿児島港周辺のまちづくりに関する提言等を行うNPO団体「ゆめみなと鹿児島」の設立に参加し、早速、ロゴマーク、ポロシャツ、ジャンバーなどの海に関わるグッズの制作に携わる。
 
 今ではOBとなったが、青年会議所時代のボランティア活動を通じてできた友人たちは、何かあったときの精神的な支えになったり、仕事上の取引につながったりすることもある。また、普段はなかなか交流の少ない若いメンバーと年齢差を越えて知り合えることもあり、今後ともボランティア活動を続けていきたいと考えている。
 (貿易ニュース鹿児島2004.11月号掲載)

TOP ▲